気候変動適応策実践先進地域の成功要因に関するパターン集作成 2025/8~2026/3
国立研究開発法人・国立環境研究所(NIES)では、パターンランゲージを活用し、先進事例の地域づくりの現場で共有される実践的な知見やコツを横展開するための枠組み(共創デザインプラットフォーム)を開発しています。
その一環として、URBANWORKS では、2020 年度より、持続可能な地域社会への転換を実現した環境まちづくり先進都市(宮城県女川町・宮崎県日南市・岡山県真庭市・福島県飯舘村)を対象に、地域づくりのプロセスを調査し、他地域における知見の活用に向けて、「パターン集」、「パターンカード」、「ワークショッププログラム」等のツール開発を支援しています。
本業務では、この枠組みを気候変動適応策実践の先進地域である岐阜県の取組に応用しました。
岐阜県では、全国で初めて地方自治体と大学が共同して地域気候変動適応センターを設置しており、共創の強みを活かして気候変動適応を進めています。今回は、岐阜県が気候変動に適応するきっかけとなった「水防災」に関する取組と、2015 年に世界農業遺産に認定された「清流長良川の鮎」に関する取組を対象に調査を実施しました。
URBANWORKS では、共創デザインプラットフォームの枠組みに基づき、まずは一般に公開されている関連書籍や資料をもとに、地域づくり年表を作成し、ステークホルダーの関係を連関図として整理しました。
また、これをもとにキーパーソンへのインタビュー調査を実施してより実態に即した情報を得て、パターン開発の手がかりとなるキーポイントを整理しました。
その後、これらの調査内容をもとに、環境分野・まちづくり分野の専門家を交えたエキスパートワークショップを開催し、それぞれの取組みについて、特徴的にみられるパターンを抽出し、成功要因のパターンを具体的な事象の記述とともにパターン集(素案)としてとりまとめました。

▲パターン集(一部抜粋)

▲インタビュー調査の様子

▲地域づくり年表

▲清流長良川
以下、国立環境研究所 気候変動適応センター ホームページ:
https://ccca.nies.go.jp/ja/index.html
以下、国立環境研究所 気候変動適応情報プラットフォーム:
https://adaptation-platform.nies.go.jp/
以下、国立環境研究所 パターンランゲージサイト:
https://pattern-language.nies.go.jp/index.html
パターンランゲージの枠組みの脱炭素先行地域事業への応用可能性に関する調査 2025/10~ 2026/3
国立研究開発法人・国立環境研究所(NIES)では、パターンランゲージを活用し、先進事例の地域づくりの現場で共有される実践的な知見やコツを横展開するための枠組み(共創デザインプラットフォーム)を開発しています。
その一環として、URBANWORKSでは、2020年度より、持続可能な地域社会への転換を実現した環境まちづくり先進都市(宮城県女川町・宮崎県日南市・岡山県真庭市・福島県飯舘村)を対象に、地域づくりのプロセスを調査し、他地域における知見の活用に向けて、「パターン集」、「パターンカード」、「ワークショッププログラム」等のツール開発を支援しています。
本業務では、この枠組みを、脱炭素先行地域事業で活用していくための可能性を調査しました。
2025 年9月11日時点で脱炭素先行地域に選定されている87提案(選定後に辞退した3自治体を除く)を対象に、パターンランゲージの適応可能性評価に向けたプレ調査のため、脱炭素先行地域評価委員会が実施しているフォローアップ調査(2022~2024 年度)や、中間評価(2024 年度)などを参照の上、取組テーマ、都市規模、取組内容や実績、資料の得やすさ等を考慮した調査対象地域 6 地域を選定し、脱炭素先行地域において確認される既存パターンの傾向や新たなパターン候補の傾向を整理しました。
本業務を通して、これまで開発してきたパターンの半数以上が、調査対象6地域の取組に適合する可能性があることや、脱炭素先行地域に特徴的にみられる新規パターン候補を見出すことができました。

▲パターン連関図
以下、国立環境研究所 福島地域協働研究拠点ホームページ:
https://www.nies.go.jp/fukushima/
以下、国立環境研究所 パターンランゲージサイト:
https://pattern-language.nies.go.jp/index.html
地域資本フレームワークに基づいた住民向けリーフレットおよび展示パネルの作成 2024/11~2025/10
国立研究開発法人・国立環境研究所(NIES)では、2023 年6月に大熊町と「ゼロカーボン推進による復興まちづくり」に関する連携協定を結び、その一環として、町を対象とした地域資本フレームワークに基づく調査に取組んでいます。
URBANWORKSでは、その成果として、大熊町の「今」と「これから」を、町民や関係者をはじめ地域内外へ広く伝えるリーフレットの作成を支援しました。
町民や関係者が手に取って読み進めたくなるような大熊町らしいリーフレットを目指し、構成、レイアウト、デザインまで一貫したアートディレクションを行いました。特に、文字だけでは伝わりにくい復興の歩みや町の雰囲気を直感的に伝えるため、具体的なイラストや写真の配置案、モチーフの選定にもこだわり、視覚的な分かりやすさを追求しました。
なにより、素案をとりまとめた段階で、NIES担当者が町民や関係者にアドバイスを求めたことで、多くの方々の協力が得られ、地域の思いに寄り添ったリーフレットを発刊することができました。
2025 年8月には、リーフレットの作成に協力いただいた「おおがわら会」の皆さまを招いて「お披露目会」が開催され、実際にリーフレットを手に取って意見交換が行われる等、参加者同士の活発な交流が生まれました。
また2025年10月には、リーフレットをテーマに、登壇者と参加者が町の今を語り合うパネルトークが開催されました。この際、URBANWORKSでは、地域住民や関係者の意見を引き出すために、リーフレットの内容を簡潔にまとめた展示パネル(A0パネル10枚)を作成しました。フセンに意見を書いて貼れるようにしたことで、多くの感想や意見が寄せられました。
■リーフレット

以下、国立環境研究所 福島地域協働研究拠点WEBマガジン「FRECC+」関連サイト:
・国立環境研究所・発刊冊子「紡ぐ」お披露目会(2025年8月21日(木)開催)
https://www.nies.go.jp/fukushima/magazine/event/20250821.html#i1
・リーフレットPDF
https://www.nies.go.jp/fukushima/publication-general/gfel28000000g7p8-att/okuma_leaflet_2025.pdf
■展示パネル(A0サイズ)




以下、国立環境研究所 福島地域協働研究拠点WEBマガジン「FRECC+」関連サイト:
・大熊町リーフレット 紡ぐ-大熊町をつなぐ地域の力-パネルトーク ~未来に紡いでいく大熊のつながり
https://www.nies.go.jp/fukushima/magazine/event/20251006_report.htmlM
以下、国立環境研究所 福島地域協働研究拠点ホームページ:
https://www.nies.go.jp/fukushima/
パターンランゲージの枠組みに基づいた東日本大震災被災地域における復興まちづくり支援に向けた研究調査(その3)2024/3~2024/5
国立研究開発法人・国立環境研究所(NIES)が進めている、福島県浜通りを中心とした被災地域の復興まちづくりに関する計画策定等の支援研究の一環で、2020年度より、持続可能な地域社会への転換を実現した環境まちづくり先進都市(宮城県女川町・宮崎県日南市・岡山県真庭市・福島県飯舘村)の地域づくりのプロセスを調査し、地域毎パターン集・パターンカード・ワークショッププログラム等の、地域づくり支援ツールの開発を支援しています。
本業務では、昨年度実施した岡山県真庭市の地域づくりに係るキーパーソン(民間)への追加のヒアリング調査結果に基づき、専門家を交えたエキスパートワークショップを通してパターンの追加・見直しを行い、具体的な事象の記述とともに、真庭市のパターン集(「パターンランゲージの枠組みに基づいた東日本大震災被災地域における復興まちづくり支援に向けた研究調査(その2)」で作成)を更新しました。
また、復興まちづくり支援の実践に向けて、原発事故で長期にわたり全町避難を強いられながら復興を進めてきた福島県富岡町の地域づくりのプロセスを調査し、地域づくり年表とステークホルダー連関図を作成しました。

▲エキスパートワークショップの様子

▲富岡町の地域づくり年表

▲真庭市のパターン集(更新)
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2026.4 土木学会論文集 Vol.82,No.4
パターン・ランゲージによる環境まちづくり先進都市に見られる生成的プロセスの記述と展開
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【TOPICS】土木学会論文集に掲載されました
パターンランゲージの枠組みに基づいた東日本大震災被災地域における復興まちづくり支援に向けた研究調査(その2)2023/5~2023/12
国立研究開発法人・国立環境研究所(NIES)が進めている、福島県浜通りを中心とした被災地域の復興まちづくりに関する計画策定等の支援研究の一環で、2020年度より、持続可能な地域社会への転換を実現した環境まちづくり先進都市(宮城県女川町・宮崎県日南市・岡山県真庭市・福島県飯舘村)の地域づくりのプロセスを調査し、地域毎パターン集・パターンカード・ワークショッププログラム等の、地域づくり支援ツールの開発を支援しています。
本業務では、これまでに取りまとめた地域毎パターン集の冊子化に向けた原案を作成した上で、まずは宮崎県日南市を対象にフィードバック調査を実施し、公開に向けた調整を図りました。また、岡山県真庭市については、昨年度実施した自治体サイドのヒアリング結果に、当時の経験から得られた知見を加味する目的で、現場サイドのキーパーソンへヒアリング調査を行いました。
パターンカードおよびワークショッププログラムについては、その実用化に向けて、前年度実施した試行的ワークショップのフィードバックを踏まえた改訂を行い、福島県富岡町の地域づくり関係者の協力のもと、初の試みとなる実践的なパターンワークショップを開催しました。参加者からは「パターンに当てはめて考えることで今まで漠然と捉えていたことが明確になった」、「現段階での進捗やゴールに向けたステップを共有できた」、「何に重点的に取り組むべきかが可視化された」等のご意見をいただき、ワークショッププログラムが、地域づくりの進捗状況や今後の方向性の共有、実践に向けた議論のきっかけとして役立つという手ごたえを得ました。
■地域毎パターン集(原案)

■富岡町の地域づくり関係者の協力による実践的ワークショップの様子




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国立環境研究所 福島地域協働研究拠点ホームページ
2026.4 土木学会論文集 Vol.82,No.4
パターン・ランゲージによる環境まちづくり先進都市に見られる生成的プロセスの記述と展開
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【TOPICS】土木学会論文集に掲載されました
令和4年度パターンランゲージの枠組みに基づいた福島県飯館村における復興まちづくり過程の調査 2022/9~2023/3
国立研究開発法人・国立環境研究所(NIES)が進めている、福島県浜通りを中心とした被災地域の復興まちづくりに関する計画策定等の支援研究の一環で、2020年度より、持続可能な地域社会への転換を実現した環境まちづくり先進都市(宮城県女川町・宮崎県日南市・岡山県真庭市)の地域づくりのプロセスを調査し、地域毎のパターン集作成とワークショッププログラム開発を支援しています。本業務では、中間貯蔵施設周辺復興地域でのワークショッププログラムの活用に向けて、原発事故で長期にわたり全村避難を強いられながら復興を進めてきた福島県飯舘村の地域づくりのプロセスを調査し、パターン集の作成を行いました。
初めに、資料調査をもとに飯舘村全体の復興まちづくりのプロセスを把握した上で、特に帰還困難区域である長泥行政区に着目して特定復興再生拠点・環境再生事業のプロセスを整理し、地域づくり年表とステークホルダー連関図を作成し、飯舘村へのヒアリングを通して、より実態に即した情報として整理しました。その後、これらの調査内容をもとに、専門家を交えたエキスパートワークショップを開催し、被災地域での適応感を考慮しながら、飯舘村で特徴的なパターンを抽出し、具体的な事象の記述とともにパターン集としてとりまとめました。また、ワークショッププログラムの更新に向け、既存パターンと、本業務で得られた新規パターンの合計40パターンを一覧化しました。




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パターンランゲージの枠組みに基づいた東日本大震災被災地域における復興まちづくり支援に向けた研究調査(その1) 2022/2~2022/9
国立研究開発法人・国立環境研究所(NIES)が進めている、福島県浜通りを中心とした被災地域の復興まちづくりに関する計画策定等の支援研究の一環で、2020年度に行った「環境まちづくり先進地域のフィールド調査支援及び成功要因に関するパターン集作成支援業務」に引き続き、パターン開発の枠組み整理とパターン集のアップデート、パターン集を活用したワークショッププログラムの開発と試行を支援しました。
パターン開発工程をシステマティックに行うための「パターン開発マニュアル」の作成を行い、その検証を兼ねた、関連自治体(宮崎県日南市、岡山県真庭市)へのヒアリングやパターン集の更新・作成を実施しました。
また、これまでに取りまとめた4都市(岩手県紫波町、宮城県女川町、宮崎県日南市、岡山県真庭市)のパターン集を足掛かりに、地域づくりのグッドプラクティスにおいて特徴的に見られるパターンをカードとして取りまとめ、これから地域づくりに取り組む行政等に有益な知見やノウハウを届けるワークショッププログラムを開発しました。
2022年9月には、その実用性を検証するため、国立環境研究所福島地域共同研究拠点の協力を得てワークショップを試行し、各ツールの使い勝手や被災地域における適応感等について検証を行い、参加者からフィードバックを得ることで、ワークショッププログラムの改定に向けた課題を整理しました。





▲パターンカード

▲ワークショッププログラム取扱説明書
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パターン・ランゲージによる環境まちづくり先進都市に見られる生成的プロセスの記述と展開
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【TOPICS】土木学会論文集に掲載されました
環境まちづくり先進地域のフィールド調査支援及び成功要因に関するパターン集作成支援 2020.10~2021.3
国立研究開発法人・国立環境研究所(NIES)では、福島県を中心とした災害復興過程にある被災地域の地域づくりを支援していくために、持続可能な地域社会への転換を実現した地域づくりのグッドプラクティスから成功要因を抽出し、後進地域へ展開するためのデータベース構築・プラットホーム開発を進めています。
その一環として、持続可能な地域づくりに取り組む、宮城県女川町、宮崎県日南市、岡山県真庭市の地域づくりのプロセスで特徴的に見られる構成要素を、「パタ-ン・ランゲージ」の枠組みに基づいて記述・言語化し、他地域で活用することを目的に、パターン集作成を支援しました。
関連書籍等による資料調査をもとに、地域づくりの一連のプロセスやステークホルダーの関係を年表および連関図として整理し、女川町と日南市については、地域づくりのキーパーソンへインタビュー調査を実施してより実態に即した情報を整理しました。
これらの調査内容をもとに、環境分野・まちづくり分野の専門家を交えたエキスパートワークショップを開催し、対象地域ごとに特徴的にみられるパターンを抽出。最終的には、各事例における成功要因のパターンを具体的な事象の記述とともにパターンカードとしてとりまとめました。

▲パターンカード

▲地域づくりのプロセス(年表)

▲エキスパートワークショップ
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2026.4 土木学会論文集 Vol.82,No.4
パターン・ランゲージによる環境まちづくり先進都市に見られる生成的プロセスの記述と展開
2022.4 土木学会論文集D3(土木計画学)Vol.78,No.6
パターン・ランゲージによる環境・まちづくり先進都市に見られる共創的プロセスの記述 ー紫波町,女川町,日南市を対象としてー
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【TOPICS】土木学会論文集に掲載されました
住宅団地再生の取り組み事例集作成 2020.9
自治体に向けた住宅団地再生の手引きの作成に向けて、主にハード整備を行った住宅団地再生に係る取り組みについて調査しました。
健康・福祉、子育て、生活サービス、交通・移動、住まい、景観・環境、防災、賑わい・コミュニティといった分野別に、約50事例程度の取り組みを事例集としてとりまとめました。









