国立研究開発法人・国立環境研究所(NIES)では、パターンランゲージを活用し、先進事例の地域づくりの現場で共有される実践的な知見やコツを横展開するための枠組み(共創デザインプラットフォーム)を開発しています。
その一環として、URBANWORKS では、2020 年度より、持続可能な地域社会への転換を実現した環境まちづくり先進都市(宮城県女川町・宮崎県日南市・岡山県真庭市・福島県飯舘村)を対象に、地域づくりのプロセスを調査し、他地域における知見の活用に向けて、「パターン集」、「パターンカード」、「ワークショッププログラム」等のツール開発を支援しています。
本業務では、この枠組みを気候変動適応策実践の先進地域である岐阜県の取組に応用しました。
岐阜県では、全国で初めて地方自治体と大学が共同して地域気候変動適応センターを設置しており、共創の強みを活かして気候変動適応を進めています。今回は、岐阜県が気候変動に適応するきっかけとなった「水防災」に関する取組と、2015 年に世界農業遺産に認定された「清流長良川の鮎」に関する取組を対象に調査を実施しました。
URBANWORKS では、共創デザインプラットフォームの枠組みに基づき、まずは一般に公開されている関連書籍や資料をもとに、地域づくり年表を作成し、ステークホルダーの関係を連関図として整理しました。
また、これをもとにキーパーソンへのインタビュー調査を実施してより実態に即した情報を得て、パターン開発の手がかりとなるキーポイントを整理しました。
その後、これらの調査内容をもとに、環境分野・まちづくり分野の専門家を交えたエキスパートワークショップを開催し、それぞれの取組みについて、特徴的にみられるパターンを抽出し、成功要因のパターンを具体的な事象の記述とともにパターン集(素案)としてとりまとめました。
以下、国立環境研究所 気候変動適応センター ホームページ:
https://ccca.nies.go.jp/ja/index.html
以下、国立環境研究所 気候変動適応情報プラットフォーム:
https://adaptation-platform.nies.go.jp/
以下、国立環境研究所 パターンランゲージサイト:
https://pattern-language.nies.go.jp/index.html
