パターンランゲージの枠組みに基づいた東日本大震災被災地域における復興まちづくり支援に向けた研究調査(その3)2024/3~2024/5

国立研究開発法人・国立環境研究所(NIES)が進めている、福島県浜通りを中心とした被災地域の復興まちづくりに関する計画策定等の支援研究の一環で、2020年度より、持続可能な地域社会への転換を実現した環境まちづくり先進都市(宮城県女川町・宮崎県日南市・岡山県真庭市・福島県飯舘村)の地域づくりのプロセスを調査し、地域毎パターン集・パターンカード・ワークショッププログラム等の、地域づくり支援ツールの開発を支援しています。

本業務では、昨年度実施した岡山県真庭市の地域づくりに係るキーパーソン(民間)への追加のヒアリング調査結果に基づき、専門家を交えたエキスパートワークショップを通してパターンの追加・見直しを行い、具体的な事象の記述とともに、真庭市のパターン集(「パターンランゲージの枠組みに基づいた東日本大震災被災地域における復興まちづくり支援に向けた研究調査(その2)」で作成)を更新しました。

また、復興まちづくり支援の実践に向けて、原発事故で長期にわたり全町避難を強いられながら復興を進めてきた福島県富岡町の地域づくりのプロセスを調査し、地域づくり年表とステークホルダー連関図を作成しました。

▲エキスパートワークショップの様子
▲エキスパートワークショップの様子
▲真庭市のパターン集(更新)
▲真庭市のパターン集(更新)
▲富岡町の地域づくり年表
▲富岡町の地域づくり年表